【実録】生命保険請求後に生保リサーチセンターから電話が来た！実際に聞かれた質問・対応の流れを全解説

【実録】生命保険請求後に生保リサーチセンターから電話が来た！実際に聞かれた質問・対応の流れを全解説

医療保険を請求したところ、保険会社から「生保リサーチセンターに確認を依頼する」と言われました。

最初は何を調べられるんだろう？とビクッとなりましたが、実際に体験してみると、思った以上に丁寧で冷静な確認でした。

これから手続きをする方の参考になればと思い、体験談をまとめます。

生保リサーチセンターとは？

✅正式名称：株式会社生保リサーチセンター
✅生命保険15社が出資する第三者機関
✅保険会社とは独立した中立の立場で調査を行う

と最初にお電話できちんと説明してくれました。

生命保険会社から依頼されて電話した、と伝えてくれます。

最近は詐欺電話も多いので、安全なところだと確認できたので安心。

株式会社生保リサーチセンター

1970年創立、生保リサーチセンターは保険事業の“最優の確認会社”を目指し、信頼と負託に応えます。

www.s-r.co.jp

どんな時に調査される？

今回担当者の方が詳しく教えてくれました。

👉私の場合、「契約から短期間（2年以内）」という理由で依頼されたとのことです。

だいたい以下のようなケースで調査が入るそうです。

• 保険契約から短期間（だいたい2年以内）の請求
• 高額な保険金請求
• 手術・入院の回数が多い場合
• 複数の保険会社で同時に請求している場合
• 告知内容の確認が必要な場合（既往歴・通院歴など）

※補足
保険契約の初期2年以内は「告知義務違反」や「詐欺防止」の観点で、特に慎重に確認される期間です。これは保険業界の一般的な審査ルールです。

2年以内は短期間…ということに驚きを感じつつ、理由も納得できました。

調査の目的は？

✅保険会社が正しく保険金を支払うための事実確認
✅不正請求や告知義務違反の防止
✅保険会社が審査の参考資料として使う

※リサーチセンター自体が支払いの可否を決めるわけではありません。

あくまで「事実を確認する役割」です。

実際に聞かれたこと一覧

ここからが今回の本題です。

実際に行われた聞き取りを、ほぼそのまま再現します。

保険加入の経緯

• 誰かからの紹介で加入したのか？ → 自分で調べて契約した
• なぜこの生命保険に入ろうと思ったのか？ → 妊娠の時の病気に備えて

病院の選び方

• 行った病院は自宅または勤務先に近いか？ → 信頼できると口コミやホームページを調べて行った
• いつ予約したか？ → 覚えていないが１週間前だと思う

今回の診療内容

• 初診した日付は合っているか？ → 合っている
• 検査は当日でもできるのか？ → できるからその病院に行った、先生から「検査はした方がいい」と言われた
• 病気の詳細（サイズや数など）は？ → わからないが、結果は問題ないと言われた（そんなこと覚えてない…）

既往症について

• 緑内障の診断はあるか？ → 診断はなく、症状もない。眼科ではなく健康診断で将来のために気をつけて、と言われただけ
• 目の病気について治療した経緯は？ → 医師にレーザー治療を勧められて、見えなくなる前に予防的に治療した
• 緑内障は医療保険の際に告知対象になるため、かなり詳しく聞く、とのこと

健康診断・通院歴について

• 健康診断の結果を出せるか？ → 過去2年以内の病院の結果もあり、さらに契約後の健診も受けている
• 両方とも提出してほしい（最新の検診は異常なしの証明さらに念押しになるため）
• 職場の健診か？ → 自費の人間ドックと健康保険の一般健診を受けた

現在の通院先

• 今通っている病院は？ → ドライアイで眼科にたまに通院している

他の保険加入について

• 他に保険に入っているか？ → 入院保険に入っている

今後の手続きについて

• 通院している病院への確認のため、委任状の書類を送付（印鑑・署名が必要）
• カルテの治療期間や内容を確認する（対象病院：手術した病院、たまに行った病院、検診を受けた病院）

担当者さんからの説明で安心したこと

• 事実を確認するだけなので正直に答えれば問題ない
• 不明なことは「わからない」「覚えていない」と答えてOK
• 医師の診断書に基づいて答えればよい
• もし不整合が出たら主治医の意見を優先する

実際に感じたこと

• 厳しい取調べのような感じでは全くない
• 終始、穏やかで丁寧に説明してくれた
• 自分が理解していることのみを答えればOK、わからないという回答でも大丈夫（できたらわかるとベター）

まとめ：これからリサーチセンターに確認される方へ

• 落ち着いて「正確に」「事実だけ」を答えれば大丈夫
• 事前に診断書や健診結果を手元に用意しておくと安心
• わからない部分は正直に「わからない」と伝えてOK
• 医療機関への確認も、事前に許可書類（委任状）を出せばスムーズ

👉保険会社も「正しく支払うため」に確認しているだけです。

不安に思わずに、堂々と対応しましょう！