実は“塗りすぎ”が老化を進める原因なんだよ!
化粧水をやめると肌が変わる?|本当に必要なのは?
毎日当たり前のように使っている化粧水や美容液。
実は「保湿しているつもりが、逆に老化を進めている」可能性があるのです。
その理由は皮膚の仕組みにあります。
皮膚は角質層までしか浸透しない
私たちの皮膚は、表面に角質層(死んだ細胞)が存在しています。
生きた細胞はその奥にあり、外側から塗った成分が生きた細胞に届くことは基本的にありません。
化粧品は「乗るだけ」で内部に吸収されないのが基本原則です。
つまり、高価な成分でも中までは染み込まないってことか…
コラーゲン・ヒアルロン酸も吸収されない
コラーゲンやヒアルロン酸が入った化粧品をよく見かけます。
でもこれらは分子が大きすぎて角質層すら通過できません。
そもそも皮膚は異物を通さない「鉄壁のバリア」として進化してきました。
👉 例えるなら「鉄壁のお城の城壁に、外から栄養を投げても中には届かない」ようなものです。
強い日差しの日だけじゃなく、毎日少しずつ守ることが美肌を作るんだよ!
日焼け止めを365日塗るべき理由|光老化を止める最強の習慣と紫外線の真実

シミ・シワ・たるみ…。肌の老化は年齢だけが原因ではありません。
紫外線による光老化が最大の原因のひとつです。
しかも紫外線は晴れた屋外だけに存在するわけではありません。
光老化とは?紫外線の蓄積が老化を進める
光老化とは「生涯に浴びてきた紫外線の総量が蓄積して肌を老化させる現象」です。
子どもの頃から少しずつ蓄積していき、大人になってから急にシミ・シワ・たるみが現れます。
紫外線は意外な場所にも潜んでいる
実は私たちは想像以上に日常で紫外線を浴びています。
- 曇りの日でも約80%の紫外線が届く
- 窓ガラス越しのUVAは室内にも入る
- 車の中、カフェのテラス、美容院の窓際
- コンクリート・アスファルト・砂浜・水面からの照り返し
- 高層階・飛行機・スキー場では紫外線量はさらに上昇
「どこにいても365日浴びている」と考えるのが正解です。
室内でもゼロにはならないんだね…
SPFとPAの違いを正しく理解しよう
日焼け止めにはSPFとPAという指標があります。
- SPF:主にUVB(シミ・赤み・日焼け)を防ぐ指数
- PA:主にUVA(たるみ・シワ・真皮層ダメージ)を防ぐ指標
どちらも光老化を防ぐには重要です。
SPF50は本当に必要?
SPFの数値が高いほど防御力が高いと思われがちですが、実は次のような違いしかありません。
- SPF15:紫外線を約93%カット
- SPF50:紫外線を約98%カット

5%の違いのために肌負担は大きく上がるのが現実です。
高SPFほど紫外線吸収剤・拡散剤の配合量が増え、刺激になりやすいのです。
強い日差しの日は高SPFも必要
もちろんアウトドアやレジャーではSPF50が役立つ場面もあります。
大事なのは「常に最大SPFを使えば良い」という誤解を解くことです。
365日塗るべき正しい日焼け止め習慣
- 日常生活はSPF15〜20+PA++程度で十分
- 屋外レジャーはSPF30〜50
- 室内でも窓際なら軽く塗るのがおすすめ
- 汗をかく日は数時間おきに1回塗り直す
- 曇りの日も毎朝1回は塗る
光老化を止める最強の美肌習慣
紫外線対策は「強さよりも続けること」が最重要です。
毎日ほんの少しずつ浴びる紫外線こそが、将来の光老化を決めます。
だからこそ日焼け止めは365日、毎日塗ることが美肌の未来を守る最大の秘訣なのです。
365日守るだけで、未来の自分の肌がきっと喜ぶよ!
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