🌈保育士ママが選ぶ!5歳から始めたい令和の習い事特集〜忍者ナイン・そろタッチ・タブレット習字・かけっこ教室〜
共働き家庭が増え、「どんな習い事を選べばいいの?」という声をよく聞きます。
最近ではテレビ番組『ZIP!』でも、“最新の習い事トレンド”として忍者ナインやそろタッチが特集され、注目を集めています。

私自身、名古屋で保育士として働きながら子育てをしており、日々感じるのは「5歳前後は“好き”と“得意”が芽生えるタイミング」だということ。
運動・知育・集中力――どの分野も、この時期に楽しく体験することが一生の学びの土台になります。
この記事では、教育の現場で子どもたちを見つめてきた保育士ママの専門的視点から、令和の時代にぴったりの習い事4選を紹介します。
保育士とママ視点からリアルな感想・評価つきです。
🥷忍者ナイン〜運動神経と社会性を育てる総合スポーツ教室〜
「忍者ナイン」は、走る・跳ぶ・投げる・打つなど、9つの基本動作を遊びながら身につけるスポーツプログラム。
全国に500教室以上を展開し、幼児〜小学生が対象です。
教育的なポイントは、ただ運動能力を伸ばすだけでなく、思考力と社会性を育む構成になっている点。
保育学的に見ると、幼児期に必要な「非認知能力(協調性・集中力・粘り強さ)」が自然と鍛えられます。
実際に体験したとき、コーチが「どうすれば速く走れるか」を子ども自身に考えさせる姿が印象的でした。
答えを教えるのではなく、“考えて動く”スタイル。これがまさに21世紀型教育の基盤です。
👩👦保育士ママのおすすめ度:★★★★★
👟感想:運動が苦手な子も笑顔でチャレンジできる空気。体を動かす楽しさと自己肯定感が同時に育つ教室で高評価!
🔢そろタッチ〜タブレットで育てる暗算力と集中力〜
「そろタッチ」は、そろばんの原理を応用したタブレット学習。
1日30分、自宅で数のイメージ暗算をトレーニングします。

脳科学的には、指を動かしながら数字をイメージ化することで、右脳の「数の直感処理」が発達。
これが“数字への苦手意識”を防ぐ鍵になります。
また、タブレットを使うため、視覚・聴覚・触覚の多重刺激によって**ワーキングメモリ(短期記憶)**の強化にもつながります。
我が家でも導入しましたが、ゲーム感覚で“できた!”が積み重なるので、学習への抵抗がありません。
共働きでも自宅で完結できるのが最大のメリットです。
👩👦ママのおすすめ度:★★★★☆
📱感想:数字が苦手だった子が、自分から“今日もやる!”と言うようになったら最高。毎日コツコツ続ける習慣がつくのが魅力。普通のそろばんの方がいいのかな?と気にもなる。
✍️タブレット習字〜集中力と美的感覚を磨くデジタル書道〜
近年注目されているのが「タブレット習字」。
紙・墨を使わず、iPadとタッチペンで筆運びや字形を学べる新しいスタイルです。
教育心理学的に、5〜7歳は「視覚的模倣期」と呼ばれ、手本を見て再現する力が伸びる時期。
なぞり書きを通じて筆順・形・バランスを理解することは、脳の空間認識力を高め、ひいては図形認識や美的感性の発達にもつながります。
とはいえ、画面上だけでは筆圧や墨のにじみの感覚が得られません。
そのため、タブレットスタートから紙への移行や、紙とタブレットの併用が理想的です。
👩👦ママのおすすめ度:★☆☆☆☆
🖋感想:デジタルは練習のハードルを下げてくれる心強い味方です。片付けいらずで始めやすいけれど、筆の“重さ”も体験させたい。最初の導入にはいいかもだけど、本物の筆で書くのと全然違う。デジタルは細かいところを修正してしまうので、デジタル書道はあまり魅力的ではありません。
🏃♂️かけっこ教室〜成功体験で自信を育てる〜
運動会の季節になると、「うちの子、もう少し速く走れるようにしてあげたい」と思うママも多いですよね。
そんなニーズに応えるのが、さまざまな地域の大小の教室が展開しているかけっこ教室。
単に速く走る方法を教えるだけでなく、姿勢・バランス・筋反応の使い方を丁寧に指導。
運動科学的にも、フォームの習得は5〜8歳の神経系発達期が最適です。
一番の魅力は「速く走れた!」という達成体験が、自己肯定感を大きく育てること。
“努力すれば変われる”という感覚は、学習意欲にも直結します。
👩👦ママのおすすめ度:★★☆☆☆
👟感想:たった数回のレッスンでフォームが変わる!これはすごい。
走るのが苦手だった子が“運動会が楽しみ!”と言うようになったらうれしいですね。本当に運動音痴な子どもならまだしも、単なるかけっこに費用をかけるのは微妙です。
💡保育士ママから見た「5歳の習い事」選びのコツ
- 競争より“自分のペース”を大切に
5歳は「できた!」の積み重ねで自信が育つ時期。焦らず、子どもの喜びを中心に。 - 非認知能力を育てる習い事を選ぶ
学力よりも「続ける力」「協力する力」「考える力」を育む体験が将来の土台。 - 家庭のリズムに合うかを確認
送迎・費用・時間帯を無理なく設定できることが、習い事の継続に直結します。 
🌸まとめ
習い事は「何を学ばせるか」よりも、
「どんな気持ちで取り組むか」が大切です。
子どもが夢中になって取り組む姿こそ、学びの始まり。
親が“楽しそうだね”と見守る時間が、子どもの世界をぐんと広げてくれます。
習い事は、子どもの「未来を決める」ものではなく、「未来を広げる」ものです。
早く始めることより、**“笑顔で続けられるか”**がいちばん大切。
「忍者ナイン」で心と体を動かし、
「そろタッチ」で考える力を伸ばし、
「タブレット習字」で集中力を養い、
「かけっこ教室」で挑戦する楽しさを知る――。
どの習い事にも共通するのは、“できた!”という小さな成功体験が子どもの自信を育てるということです。
忙しい毎日の中でも、ママと子どもが一緒にその瞬間を喜べたら、それこそが最高の学び。
令和の習い事は、「競争」ではなく「共感」。
子どもの笑顔が、何よりの成長の証です🌸
保育士ママとして、これからも一人ひとりの「できた!」の瞬間を、丁寧に応援していきたいと思います🌱
  
  
  
  
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