高齢出産が不安なあなたへ｜共働き夫婦のための安心できる産婦人科・病院選び8つのチェックリスト | PAPA*MAMA*BABY

【まとめ。これ知っておけばOK】

高齢出産でも安心できる病院は、医療体制とチームの専門性で見極められる！

「高齢出産って怖いかも…」って思ってる？でも、大丈夫。選ぶ病院で安心感は全然変わるんだよ。

【完全ガイド】高齢出産でも安心できる病院の選び方｜共働き世帯向けチェックリスト

35歳以上での妊娠・出産、いわゆる「高齢出産」に不安を感じていませんか？

医療の進歩により、リスクは減ってきていますが、妊娠高血圧症候群や胎盤異常などの合併症リスクが高まることは事実です。

特に共働き・高年収世帯にとっては、「時間に余裕がない中でも安心できる出産環境」を選ぶことが重要です。

この記事では、高齢出産でも安心して通える病院を選ぶためのチェックリストを、わかりやすく解説します。

日本産科婦人科学会の報告によると、35歳以上の初産婦は帝王切開率や妊娠合併症の発症率が高くなる傾向があります。

そのため、高齢出産では「何かあったときにすぐ対応できる病院」を選ぶことが、安全性を左右します。

以下のリスクに対する体制があることが大切です：

内科（循環器・内分泌）との連携が取れている病院が望ましいです。

「高齢出産＝危険」というイメージが先行しがちですが、実際には、医学的なサポート体制が整っていれば安全に出産できるケースがほとんどです。

35歳以上の初産婦の帝王切開率は約30％を超える
これは、年齢が上がることで自然分娩にこだわるよりも、母子の安全を最優先に帝王切開を選ぶ傾向があるためです。
出典：国立成育医療研究センター
帝王切開率が高くなる要因
高齢出産では、以下の要因により帝王切開の割合が高くなる傾向があります。
- 陣痛が弱くなりやすい（子宮の収縮力の低下）
- 胎児が大きくなりやすい（巨大児）
- 妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの合併症が起こりやすく、母体への安全配慮が求められる

NICU（新生児集中治療室）を併設している病院では、出生直後から高度な医療を提供できる体制が整っている
これにより、院外への搬送が不要となるケースが多く、治療開始までの時間が短縮され、赤ちゃんの命を守る確率が高まるとされています。
母子の安心感
同一施設内で母子がケアを受けられることで、母親の心理的負担が軽減され、母子の絆の形成にも寄与します。

数字が教えてくれるのは「高齢＝リスク」ではなく、
「事前にきちんと準備すれば、ちゃんと守れる命がある」ということ。

だからこそ、「何歳で産むか」よりも、「どこで、どんな体制で産むか」がとても大切なのです。