【これだけでOK】
デュファストンは“赤ちゃんを守るホルモンの盾”
妊娠初期や胚移植後に欠かせないサポート薬です😊

黄体ホルモン「デュファストン」とは？
妊娠初期や凍結胚移植でよく使う効果・飲み方・注意点まとめ

デュファストンとは？
1. 処方される主なシーン
妊活・不妊治療で使われる理由
デュファストンの効果と飲み方
副作用と注意点
プレマリン・ルトラールとの違い
ジュリナとの違い・使い分け
デュファストンに関するよくある疑問
まとめ｜デュファストンは“赤ちゃんの着床環境”を整える重要な薬

デュファストンとは？

デュファストン（Duphaston）は、黄体ホルモン（プロゲステロン）と似た働きをするお薬で、
妊娠の成立・継続をサポートするために使われます。

日本では不妊治療・妊娠初期・月経異常など、さまざまな場面で処方されており、
自然妊娠・人工授精・体外受精のすべてに対応しています。

処方される主なシーン

凍結胚移植後の内膜維持
妊娠初期の流産予防
月経不順・無月経
子宮内膜症の症状緩和

ホルモンの“足りない”を補ってくれる、安心のお守りみたいな薬なんだね

妊活・不妊治療で使われる理由

黄体ホルモンの働きとは？

排卵後、卵巣から分泌されるプロゲステロンは、
子宮内膜を着床しやすい状態に保ち、妊娠を維持する役割を担っています。

ホルモンが不足すると、内膜が剥がれてしまい、妊娠が続きにくくなることも。

デュファストンで内膜を守る仕組み

デュファストンは、プロゲステロンと同様の作用を持つ合成ホルモンで、
内膜を安定させ、着床を助けます。

特に、自然に黄体ホルモンが出にくい人や、
ホルモン補充周期で排卵を伴わない移植の場合には欠かせません。

自然妊娠／凍結胚移植での違い

– 🌱自然妊娠：体内のホルモンをサポートする目的で使う
– ❄️凍結胚移植：ホルモンを“最初からすべて”外から補うため、特に重要

黄体ホルモンが足りないと“ふかふかのベッド”も崩れちゃうの…

デュファストンの効果と飲み方

いつからいつまで？服用期間の目安

多くの場合、排卵日または胚移植日から服用開始し、
妊娠が確認されたあとも妊娠9〜12週ごろまで継続します。

どのくらいの量？時間は？

一般的には1日2〜3回、5〜10mgずつ服用します。

毎日決まった時間に飲むことがホルモンの安定には大切です⌛

よくある「飲み忘れ」の対応法

– 少しの遅れなら気づいた時点ですぐ飲む
– 飲み忘れが24時間以上なら、医師に相談を！

忘れちゃっても焦らず、次の指示をちゃんと確認しようね😊

副作用と注意点

よくある副作用

眠気・だるさ
胸の張り
軽い吐き気
おりものの変化

重大な副作用はある？

ごくまれに、アレルギー症状や肝機能異常が報告されています。

– 皮膚のかゆみや発疹
– 黄疸（目が黄色くなる）

➡️症状があればすぐ医師へ！

妊娠したらやめる？続ける？

妊娠判定後もしばらく継続するのが一般的です。
自己判断でやめないようにしましょう。

妊娠したあとも、ホルモンが安定するまで支えてくれるんだね

プレマリン・ルトラールとの違い

ホルモン補充には目的に応じた使い分けが大切です。
以下の表で、3つの代表的な薬の違いを比較してみましょう📝

薬剤名	主成分	主な作用	主に使う場面
デュファストン	黄体ホルモン様作用	内膜維持・着床サポート	妊娠初期、胚移植後
プレマリン	エストロゲン	内膜を厚くする	採卵準備、移植前周期
ルトラール	黄体＋男性ホルモン様作用	内膜保持＋基礎体温上昇	妊娠判定前後

🌱プレマリンで内膜を育てて、デュファストンでふかふかに保つ
というように、補い合う使い方がよく行われています。

ジュリナとの違い・使い分け

ジュリナはエストロゲン（卵胞ホルモン）製剤で、内膜を厚くするために使われます。

デュファストンとは役割が異なるため、両方を併用することも一般的です。

薬剤名	分類	主な働き	使う時期
ジュリナ	エストロゲン	内膜を厚く育てる	排卵前〜移植前
デュファストン	プロゲステロン	内膜をふかふかに保つ	排卵後〜妊娠初期