【体験談】加藤レディスクリニックの費用まとめ|保険と自費の違いを比較解説|KLC

加藤レディスクリニックの自費費用について説明する、動物キャラクターが登場する可愛いイラストのサムネイル 妊活体験談
この記事は約10分で読めます。

不妊治療を始めるにあたって、「実際にいくらかかるの?」と不安に思う方はとても多いです。

今回は加藤レディスクリニック最新の費用を徹底解説!
保険診療・自費診療それぞれの具体的な内訳と、
シミュレーション例も交えてリアルな総額をお届けします。


✔こんな方におすすめ

・加藤レディスクリニックの費用を具体的に知りたい
・実際にかかる採卵や顕微授精の金額を知りたい
・他院との費用差を比較したい

この記事を読めば、治療計画と家計の見通しがぐっと立てやすくなります✨


費用シミュレーション例(自然周期/顕微授精/凍結胚移植)
保険診療と自費診療に分けてご紹介しています。
まずは、全体像をつかむところから始めてみましょう。

🏥加藤レディスクリニックは「費用の透明性」が圧倒的



不妊治療クリニック選びで最も大切なことの一つが、
費用の明確さです。

多くのクリニックが「◯万円〜」や「お見積りは初診後」としている中、
加藤レディスクリニックは、すべての自費費用をWEBで公開しています。

これは非常に珍しく、安心感と信頼の証と言えるポイントです。

目安だけしか載ってないと、実際いくらかかるか不安になるよね…



実際にかかる費用ってどれくらい?
イメージで見てみよう🧾



治療費 │ 加藤レディスクリニック:不妊治療/体外受精
治療費ページ。当院は東京都新宿区の不妊治療・体外受精専門クリニックです。当院では、できるだけ排卵誘発剤を使わない『自然周期・低刺激周期』での体外受精を中心に、からだにやさしい不妊治療を行なっています。土日祝を含む365日、年中無休で診療を行...
保険診療と自費診療の費用を比較する、かわいい動物キャラクターとお金のイメージが描かれたイラストのサムネイル

🔥【保険診療】VS【自費】費用シミュレーション


🌸費用シミュレーション例(自然周期/顕微授精)

自然周期で10個採卵し、
顕微授精(ICSI)で8個受精
そのうち1個を凍結・移植した場合の
自費診療における費用イメージです。

項目 保険診療(3割負担) 自費診療
採卵にかかる費用 約34,200円 約282,000円
受精卵の培養にかかる費用 約59,700円 約281,600円
移植にかかる費用 約42,000円 約154,000円
合計費用(目安) 約141,900円 約717,600円

※薬剤費・診察費・保存費などは別途発生します。
※費用は施設・治療内容によって変動します。

トータルでは、保険診療:約14万円
自費診療:約72万円となり、約5倍の開きがあります。

🔸なぜここまで差が出るの?

保険診療では、国が定めたルール内でのみ費用が軽減されます。
一方、自費診療では施設ごとの自由診療価格が適用されるため、培養環境・技術・サービスによって費用が高くなる傾向があります。

自費=贅沢ではなく、
保険の公定価格が安く抑えられていること、
そして自費では高精度な医療コストが正当に反映されているため、 保険10割を超えるケースが珍しくありません。

🌷《私の体験・実感》加藤LCの費用ってどう?

加藤レディスクリニックでは自然周期を基本とするため、
中刺激や高刺激と比べて卵胞数が育ちにくいという特徴があります。

そのため、自費で治療を受けたとしても、刺激量を増やせるわけではなく、 「保険診療との差」があまり感じられないというのが私の正直な印象です。

一方で、中刺激法を取り入れているクリニックでは、
自費診療によって注射の量や種類を自由に増やすことができ、
結果としてより多くの卵胞を育てたり、成熟卵を得られやすいという利点があります。

最終的には、「自分が納得できるクリニック」で、
たとえ費用がかさんでも納得して治療に向き合えるかどうかが大切だと感じています。

「高いけれど信じられる場所」
そんな選び方も、前向きな一歩だと思います🌱

加藤レディスクリニックの自費費用について説明する、動物キャラクターが登場する可愛いイラストのサムネイル

🌸【保険診療】費用シミュレーションの解説(自然周期/顕微授精)


自然周期で10個採卵し、 顕微授精(ICSI)で8個受精、 そのうち1個を凍結・移植した場合の保険診療における費用イメージです。


🔹【1】採卵にかかる費用(保険診療・3割負担)


項目費用
採卵術(卵子0個含む)9,600円
採卵個数加算(10個以上)21,600円
新鮮精子加算3,000円
合計約34,200円

🔹【2】受精卵の培養にかかる費用(保険診療・3割負担)


項目費用
ICSI(顕微授精 6〜9個)27,000円
受精卵培養(6〜9個)25,200円
胚盤胞培養加算(6〜9個)7,500円
合計約59,700円

🔹【3】移植にかかる費用(保険診療・3割負担)


項目費用
凍結胚融解・移植36,000円
アシステッドハッチング3,000円
高濃度ヒアルロン酸培養液3,000円
合計約42,000円

項目保険3割負担の費用目安
採卵術9,600円
採卵加算(10個)21,600円
ICSI(顕微授精・8個)27,000円
受精卵培養(6~9個)25,200円
胚盤胞培養加算(6~9個)7,500円
胚凍結保存管理料(1個)15,000円(自費)
凍結胚融解・移植36,000円
合計(概算)約141,900円+凍結費用

※上記は保険適用分の合計。
胚凍結保存やタイムラプスなど一部は自費になります。


※費用は採卵数・受精数・凍結数・培養方法によって変動します。



【自費】💡費用シミュレーションの解説(自然周期/顕微授精)



🔹【1】採卵にかかる費用(自費)


項目費用
採卵費用(初回)154,000円
消耗品費用40,000円
精子調整〜媒精費用88,000円
合計約282,000円

🔹【2】受精卵の培養・凍結にかかる費用(自費)


項目費用
胚培養(分割胚まで)44,000円
胚凍結費用(3個まで)55,000円
新規凍結保管料(1年)39,600円
顕微授精費用(4個以上)66,000円
胚盤胞培養費用77,000円
合計約281,600円

🔹【3】移植にかかる費用(自費)


項目費用
融解胚移植費用132,000円
透明帯除去11,000円
高濃度ヒアルロン酸含有培養液11,000円
合計約154,000円

🌸総合計(自費診療)


🔸採卵〜凍結〜移植までの合計費用:
約717,600円(税込)

※薬剤費・診察費・通院回数によって変動あり
※特殊技術の利用有無により上下します

🩺保険診療の費用はどこでも共通



2022年から体外受精・顕微授精・胚移植の多くが保険適用になり、
全国どの医療機関でも金額は同じになりました。

【保険診療】女性の初診費用

項目費用(30%負担)
初診料860円
①感染症検査(HIV検査・B型肝炎・C型肝炎・梅毒)
②超音波検査
③高プロラクチン血症
④末梢血液検査
⑤尿検査①〜⑤合わせて3,920円
合計4,780円

①〜⑤以外に行う可能性がある検査(絶対に検査させられます)

  • ホルモン検査4項目:1,230円
  • 甲状腺ホルモン検査2項目:680円
  • クラミジアIgG:600円
  • 子宮頸がん検査:960円
  • 抗ミュラー管ホルモン(AMH):1,800円
  • Rh式血液型:220円
  • 風疹抗体検査:880円

※検査結果を持参すれば一部不要。必要と判断された場合に追加されます。



【保険診療】男性の診療費用

  • Aパターン:問診+感染症検査→5,590円
  • Bパターン:問診+感染症+精液検査→5,910円

※精子凍結保存:11,000円(選定療養・1本あたり)



【保険診療】治療費用一覧

保険診療項目費用(30%負担)
生殖補助医療管理料(月1回)900円
採卵術(卵子0個含む)9,600円
採卵加算(1〜10個以上)7,200〜21,600円
精液検査(採卵当日)310円
体外受精9,600円
顕微授精(ICSI)11,400〜35,400円
新鮮精子加算3,000円
凍結精子融解処理5,500円(選定療養)
形態良好精子選別(IMSI)12,000円(先進医療・自費)
生理学的精子選択術25,000円(先進医療・自費)
卵子活性化処理3,000円
受精卵培養費13,500〜31,500円
胚盤胞培養加算4,500〜9,000円
タイムラプス培養30,000円(先進医療・自費)
新鮮胚移植22,500円
融解胚移植36,000円
AH(アシステッドハッチング)3,000円
ヒアルロン酸含有培養液3,000円
胚凍結保存料(凍結時)15,000〜39,000円
胚保存維持管理料(年1回)10,500円
精巣内精子採取術37,200円
採取精子調整管理料15,000円
精子凍結保存料4,500円
保存維持管理料(年1回)2,100円


💡加藤レディスクリニックの自費費用【詳細】



ここからは「自費での治療」総額の内訳をくわしく説明するよ!


【自費】🔹《凍結》胚移植プランの費用


公式サイトによると、採卵~胚凍結~融解胚移植までをセットで行い、総額は約55万円です。


保険外でも、明朗な料金表示は安心ポイントだね😊


【自費】①採卵周期(合計:約28万円)


項目費用(税込)
消耗品費用(現金払い)40,000円
採卵費用(初回)154,000円
精子調整〜媒精費用88,000円

合計:約282,000円


【自費】②胚凍結完了日(合計:約14万円〜)


項目費用(税込)
分割胚までの培養費用44,000円
胚凍結費用(〜3個)55,000円
新規胚凍結保管費用(12カ月)39,600円

合計:約138,600円〜


【自費】特殊技術(必要に応じて加算)


  • 顕微授精(3個まで)…33,000円/(4個以上)…66,000円
  • 胚盤胞培養費用…77,000円
  • 卵子活性化処理…5,500円
  • 膜構造を用いた精子選別術…27,500円

【自費】③融解胚移植周期(合計:約13万円〜)


項目費用(税込)
融解胚移植費用132,000円

【自費】特殊技術(必要に応じて加算)


  • 透明帯除去…11,000円
  • 高濃度ヒアルロン酸含有培養液…11,000円

合計:約132,000円〜


【自費】トータル費用


①採卵+②凍結+③移植=合計 約55万円(税込)


※診療日数による中断時の費用や、薬剤・注射使用料は別途加算となります。


【自費】🔹初診時にかかる費用


加藤レディスクリニックでは、体外受精に向けての初診時に、医師との問診と各種検査を行います。
また、初回採卵日までにご主人の来院と医師の問診が必須です。


【自費】女性の費用


項目費用
初診料3,097円
感染症・超音波・血液・尿などの基本検査①〜⑤9,372円
合計(初診+基本検査)12,469円

※以下は医師の判断により追加される場合があります。と書いてありますが、絶対にやられます


追加検査項目費用
ホルモン検査(E2,LH,P4,FSH 各)2,200円
甲状腺ホルモン(TSH,FT4 各)1,430円
クラミジアIgG1,650円
子宮頸がん検査3,520円
AMH(抗ミュラー管ホルモン)6,600円
Rh式血液型220円
風疹抗体検査880円

【自費】男性の費用


内容費用
問診+感染症検査(HIV・B型・C型肝炎・梅毒)7,827円
問診+精液検査+感染症検査8,927円

【自費】精子凍結費用(希望時)


項目費用
凍結処理費用(1本あたり)5,500円
凍結保存管理料(年間・1本あたり)5,500円

🌸まとめ:治療費の違いに込められた意味

同じ治療でも、保険診療と自費診療では負担額が大きく違います

実はその背後には、「医療を続けるための工夫」があるのです。

自費診療の収入があるからこそ、 誰もが保険で治療を受けられる仕組みが成り立っている—— そんな現実も、少しだけ心にとめておきたいですね🌱

どんな形であっても、
あなたの一歩が未来をつくっています🕊️
納得できる選択ができますように🍀

コメント